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バポの話 スニマンアラム編その7
2012/07/09(Mon)
プナプナ138号 (2004年12月8日発行)


バポ シジャの話はまだまだ続く。
もう飽きた?うん、ごめんね。
でもやめないよ。

さあ、どこまで書いたっけ。
うん、金弐千ルピア也の巻までだった。
さんざんなアルサデビューのあと、
私は一人稽古でカウントと動きをきちんと合わせるってのを徹底的に追求してみた。
なるほど、段々合ってくるのがわかる。

 午後、バポが部屋の外でタパル(お面のこと)を彫りだしたのですかさず私もそばで稽古。
例によって私には目もくれないが、もちろん気にせず音合わせを追求。
そうこうしてると陽気な二人組「カデとスジャポル」が来た。

バポがちょうどいいとばかりに「プナサールと合わせろ」。

ここで解説。
トペンという踊りは単独の踊りが次々入れ替わって演じられるだけでなく、
複数の踊り手が場面に出ている時がある。
アルサウィジャヤ(ダレムともいう)では場にプナサールという役回りの踊り手が一緒に出ていて、
ダレムが登場してしばらくは対面に控えているのだが、中盤から一緒に踊るのだ。
それをバポは、「ほれ、いい練習相手が来た。合わせて見れや。」ということなのだ。
カデもスジャポルもまだ若いけど、りっぱな踊り手さん。
ちょっとドキドキ。
後半でちょっと間違えたけど2回目ぴったり。音の合わせ方も昨日のバポの言葉通りだった。

どんなに音楽が違ってもカウントの事だけ考えてればいいんだ。
そう言った。
自分でも時々早すぎたり遅すぎたりしてしまうんだ、とも。
そうゴンをしっかり聞き分けながら踊ることが鍵なんだ。
皆もそうだと思うけど、テンポが速くなったりまた速い遅いの変化が急だったりすると
拍がわからなくなっちゃう事ってあるよね。
速くなったら速くなったように拍を身体で感じなければいけないし、遅くなってもそれは同じ。

それは拍を1,2,・・・と数えながら踊ることではなく、
正確に拍の刻みを身体で理解しながら踊るという事なんだろうと思う。
だから、カウントというと数えることかと思われるかもしれないがそうではなく、
たとえばメロディーに合わせて手拍子を正確なリズムで入れられるかなどに近い感覚だ。
こういう感覚を研ぎ澄ましていると音がよく聞き分けられるような気がする。
ゴンの音だけでなく、カジャールやその他の音も。
この二人組との時間は本当に有り難かった。

次の日。

また、朝からお供え物がどっさり届く。
午後バポが踊るというので楽しみにして朝からビデオの用意念入りにして、
なんやらもうこれ以上焼けたくないと久々メイクもし、
マンディもしっかりして着てくものも決めてばっちり準備していた。
(やっとバポのダレムが観られるよォ。わくわく。)
ところが、出発の時になって
「おまえも踊るんだぞ」
「バポ~急すぎるって~。」
しかも今日は2ステージだという。

マッハで準備して出発。
同じ敷地内で場所を変えて2回踊る。
二日前の初めての時より2回目、そして3回目と確実に階段はのぼった。
3回目は音がすんごくゆっくり。
2回目で肩の上がり方が不足と言われたので3回目はすごいがんばって上げてた。
あとは立つところで顔がマティ(死んでるってこと。トペンはお面をつけてて踊り手の顔は外へ見えないのだが、見えてるのと同じように踊らないとだめ。)
歩いて後ろむくところの足取りも☓
でもこの足取りは2回しかやってくれないのでまだ把握できていない。等々を注意してもらえた。
音はばっちり合った。
こうして実践で学べとバポは口に出しては言わないが教えてくれた。                                 

つづく・・・。
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